A(c)
New Album  
[彩irodori]



2008/06/25 release
IKNK-1001 ¥2,000(tax in)/¥1,905(tax out)
発売・販売元:WINT CORPORATION/ikanika MUSIC FACTORY


CAUTION!! そのままエーカッコシー≠ニ読みます。
金沢発、男♂×1(Vo&G)、女♀×2(Dr,B)という
3ピース編成から紡ぎ出されるこのサウンドは、
間違いなく、君のキャンバスに新しい彩り≠与えてくれる。


[収録曲]
1.summer flavor
2.Piece
3.彗星
4.last spurt!!
5.オレンジ
6.春風パレット
7.声


All Songs written by 白江宗司

A(c) are
白江宗司 souji SHIRAE:Vocal,Guitar
野崎寿美 hisami NOZAKI:Bass
大谷めぐ megu OHYA:Drums

【biography】
2004年10月、白江宗司(Vo&G)と野崎寿美(Ba)を中心に金沢で結成。
2006年2月1st mini album『A(c)』をリリース(自主制作)
金沢vanvanV4でのレコ発ライブでは、約160人の観客動員を記録。
2006年6月に大谷めぐ(Dr)が加わり現在の編成となる。
2006年8月自主企画イベント『Life Links in Live vol.1』
2007年8月自主企画イベント『Life Links in Live vol.2』
2007年10月2nd mini album『My Life』リリース(自主制作)
約20カ所の全国リリースツアーを実施
2007年12月JFN全国38局FM FESTIVAL石川県代表としてノミネート



A(c)という3ピースの彩り

エエカッコしぃ≠ニ自嘲しているバンド名を付しているが、
実は自分たちが一番カッコいいと思っているのではないだろうか。
ドラムとベースが女性という珍しい3ピース編成で、
そのフロントに立つ男はそのくらいの自負がないと務まらないはずだ。
金沢という日本の地方都市の中でも、
多くの人がある種の羨望を抱く風光明媚な土地を
活動拠点にしていることもそういう自分たちを愛する
土壌を築いたことと無縁ではないのだろう。
ヴォーカルの白江宗司の声音は、聞きようによってはかなり男っぽい、
そこに時折、性的な匂いが混じる。
知性にコーティングされる以前の動物的な雄の声音と言おうか。
そういうものを知らず知らずに体感してしまうヴォーカリストだ。
それを支えるのが、ドラムとベースの女性たち。白江以上に、
このバンドのカッコよさ≠支えているのがこの二人だ。
(今の時代、男は女に支えられて男となりうる。男が自ら男であることは不可能なのだ)
世の中にガールズバンドというものが幾つも存在しているが、
そのリズム隊は、申し訳ないがあまり演奏家としては惹かれない。
どうしても女性ながらに・・・≠ニいう一言がついての評価がそこに存在する。
この二人はどうか、というと、この二人だからこそ・・・
という存在の意味が演奏に現れている。
白江という男を男としているのは、二人が存在するからなのだと主張している。
緻密でタイトなリズムを刻む大谷めぐは、若干23歳、
ステージ上で一番派手なアクションを見せるベースの野崎寿美は、
バンドをまとめているリーダーというオーラを漂わせている。
そういう逞しい女性二人に支えられているのを、
どの程度認識しているのかは定かではないが、
白江は常にカッコいぃ¢カ在としてヴォーカルを取る。動物的な雄の声音で。
このトライアングルのバランスが、バンドの個性とオリジナリティを鉄壁にしている。
3ピースのバンドという無駄のない編成から紡ぎ出される音楽は、
当然ロックでもあるのだが、加えて良きソウルミュージック(今時のR&Bでなはく)と
Bluesやジャズ、そして何よりも日本の洗練されたポップスのマナーを取り込み、
決してバンドシーンのみで終わることの無いポピュラリティを生み出している。

(ikanika MUSIC平井)


A(c) official site
http://a-c.main.jp